- 2024年開館カレンダー
- 2024.12.24年末年始休館のお知らせ...
- 2024.12.1中川一政美術館 館蔵品鑑賞会 開催のご案内...
- 2024.10.4【開催中】「中川一政美術館の玉手箱」開催のお知らせ...
- 2024.9.17【重要】展示替えによる休館のお知らせ...
東京の本郷で生まれる。文芸誌「白樺」により日本に紹介されたゴッホやセザンヌの作品に触発され、絵を描き始ました。
■1914(大正3)年、21歳で描いた処女作「酒倉」が第14回巽画会において入選、翌年にも最高賞の二等賞を得たことで、画家として生きていくことを決意いたしました。岸田劉生が組織した草土社を経て春陽会の会員となり、その後は会の中心メンバーとして、戦後日本洋画壇を引っ張っていく存在となりました。
■1949(昭和24)年に当真鶴町にも画室を構え、やがてここを拠点として創作活動を行い、また画家としての業績が称えられ1975(昭和50)年には文化勲章を授賞しました。
■1991(平成3)年に98歳を目前にして亡くなるまで精力的に創作を続けられました。その作風は、東洋画の境地を取り入れた豪快な筆触と、鮮やかな原色対比、大きな画面構成といった主観的な表現が特徴です。油彩を中心に、水墨岩彩、書、陶芸、挿画、本の装丁等の分野にも多くの優れた作品を残しました。
真鶴半島の西側の付け根にある漁村「福浦」、「箱根駒ケ岳」の風景や、「薔薇」、「向日葵」の連作が特に知られています。その他、真鶴の海で獲れた魚や、真鶴半島に咲く野花を題材にした水墨岩彩等、「われはでくなり」といった書、陶芸なども有名です。
当館では小中学校の児童、生徒皆様の団体による美術館見学を積極的に受け入れています。展示解説やワークショップ等のプログラムもございます。学校活動の一環として当館をご活用ください。また、団体旅行の皆様の見学等のご利用も、随時受け付けております。事前にご予約いただければ展示解説もいたしますので、ご旅行の際には当館にお立ち寄りください。